ホールの付帯空間としてのリハーサル機能と、大中ホールに続く「小ホール」として、例えば小編成の音楽会やピアノ発表会などとしてのご利用も可能です。面積は大ホールの舞台部分に匹敵し、大中ホールとの連携に配慮し、1階の舞台近くに配置されています。十分な高さの天井、内装壁・天井面に施された吸音処理と、可能な限り自然光を取り入れるなど、明るい、残響感や拡がりのある空間を提供します。また正面の鏡面を木製の板で覆い、また四方のカーテンを開閉することによって微妙な反響調整も可能です。
練習室はすべて2階ゾーンに配置されており、個別利用者への利便性に配慮しております。 大練習室、中練習室と3つの小練習室すべて主構造体から床・壁・天井などをゴムなどの弾力のある支持体で遮断する浮き構造とし、ホールやリハーサル室、練習室間の遮断性能を確保しています。大練習室と小練習室にはピアノを配置、広さによって音楽の練習からお芝居の本読み、ダンス、バレエ、演劇などの稽古とあらゆる用途に対応可能です。