2019年06月09日(日)
黒崎ひびしんホール開館7周年記念
前橋汀子 アフタヌーンコンサート
Teiko Maehashi Afternoon Concert
多くの聴衆を魅了し続ける、日本を代表する国際的ヴァイオリニスト前橋汀子が始めたアフタヌーン・コンサート。 一人でも多くの方にクラシック音楽の魅力を身近に親しんで頂きます。 使用楽器は1736年製作のデル・ジェス・グァルネリウスです。
2017年に演奏活動55周年を迎えた前橋汀子は、日本を代表する国際的ヴァイオリニストとして、その優雅さと円熟味に溢れる演奏で、多くの聴衆を魅了してやまない。5歳より小野アンナ、斎藤秀雄、ジャンヌ・イスナールに学んだのち、17歳で旧ソ連国立レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)創立100年記念の一環として、日本人初の留学生に選ばれ、ミハイル・ヴァイマンのもとで3年間学んだ。
その後、ニューヨーク・ジュリアード音楽院でロバート・マン、ドロシー・ディレイ等の指導を受け、さらにスイスでヨーゼフ・シゲティ、ナタン・ミルシテインの薫陶を受けた。
その後、国内外で活発な演奏活動を展開。ストコフスキー、メータ、ロストロポーヴィチ、ケンペ、サヴァリッシュ、マズア、小澤征爾ほか多彩なマエストロたちのもと、ベルリン・フィル、英ロイヤル・フィル、フランス国立管、クリーヴランド管、イスラエル・フィル等を始めとする世界中のオーケストラと協演している。室内楽の分野でも、ピアノのイェルク・デームス、クリストフ・エッシェンバッハ、アナトール・ウゴルスキ等の名手たちと共演している。
近年、小品を中心とした親しみやすいプログラムによるリサイタルを全国各地で展開、好評を得ている。一方、J.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティ―多」全曲演奏会、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会、そして2014年秋からはチェロ:原田禎夫、ヴァイオリン:久保田巧、ヴィオラ:川本嘉子と共にベートーヴェン:弦楽四重奏曲の演奏会を行うなど、室内楽にも意欲的に取り組んでいる。
2004年日本芸術院賞、2007年第37回エクソンモービル(現・JXTG音楽賞)音楽賞洋楽部門本賞受賞。2011年春の紫綬褒章、2017年春の旭日小綬章を受章。
使用楽器は1736年製作のデル・ジェス・グァルネリウス。
アルメニアのエレヴァンに生まれ、パリ音楽院でジャック・ルヴィエに学ぶ。ピアノと室内楽で優秀な成績を修めて首席で卒業し、世界各国でリサイタル活動を行っているほか、室内楽ではイヴリー・ギトリス、ハンナ・チャン等様々な世界的演奏家と共演を果たした他、「驚くべきピアニスト」とル・モンド誌から絶賛された。
ニューヨークでクルト・マズアに学んで以来、指揮者としても活動。フランス国立管弦楽団、プラハ・フィル、ロシア国立交響楽団等に客演を果たした。現在フランスのカーン管弦楽団、アルメニア国立室内管弦楽団の首席指揮者を務めている。
日本では2014 年に東フィルに客演してデビュー。NHK 交響楽団、日フィル、関西フィルにも客演し、2018年にはキエフ国立フィルハーモニー交響楽団の来日ツアーで指揮者を務め、好評を博した。
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