2024年08月12日(月・祝)
マイケル・コリンズ × 北九州グランフィルハーモニー管弦楽団
英国に拠点を置く同世代で最も多彩なクラリネット奏者で近年では指揮者としても高く評価されている「マイケル・コリンズ」と北九州初の常設プロオーケストラ「北九州グランフィルハーモニー管弦楽団」による華麗なる共演!
同世代で最も完成された音楽家の1人。ソリストとして傑出したキャリアを誇り、世界有数のオーケストラや指揮者、日本では札響、東響、京響、兵庫芸文管(PAC)などとの共演多数。近年では指揮でも高い評価を得、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ芸術監督、シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア首席指揮者ほか、メルボルン交響楽団、BBC交響楽団、チューリッヒ室内管弦楽団などで客演指揮および吹き振りを行っている。60歳を迎えた2022年には、ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズとの共演で、ウィグモア・ホールとクイーン・エリザベス・ホールにて記念コンサートを行った。2021年設立の「ウィグモア・ソロイスツ」では、イザベル・ファン・クーレン(Vn)とコリンズ率いるトップ奏者達が幅広いレパートリーを演奏し話題を呼んでいる。
J.アダムズ、E.カーター、M.A.ターネジなどの多くの作品初演を行っており、2007年ロイヤル・フィルハーモニック協会より「インストゥルメンタリスト・オブ・ザ・イヤー」を授与。
ボロディン弦楽四重奏団、ヒース四重奏団、ベルチャ弦楽四重奏団、A.シフ、M.アルゲリッチ、S.ハフ、M.プレトニョフ、ジョシュア・ベル、S.イッサーリスなどと共演や、自身が創立したロンドン・ウィンズもBBCプロムスほか多くの音楽祭に出演。2019/20シーズンはウィグモア・ホールのレジデンス・アーティストを務めた。
BIS、シャンドス・レーベル、ドイツ・グラモフォン、デッカ、EMI、ソニーから数多くをリリースし、いずれも高い評価を得ている。2015年大英帝国勲章を受章。
2018年設立のプロ演奏家による北九州市初の常設オーケストラ。レパートリーの拡充と技術・アンサンブルの向上に努め、その名に相応しい、充実した活動を目指す。地域に根差した演奏団体としても様々な企画に取り組み、今では「グランフィル」の名で広く親しまれている。
オーケストラのエネルギーを結集させた交響曲・管弦楽曲の演奏は多くの聴衆の称賛を得ており、2024年6月の定期公演では、下野竜也指揮:シューマン/交響曲第3番「ライン」とブラームス/交響曲第1番を披露。協奏曲の演奏は60曲を超え、ドヴォルザーク/チェロ協奏曲(vc宮田大)をはじめ、世界的サクソフォン奏者・須川展也、ヴァイオリン古澤巌、南紫音、中村太地、ピアノ岡田将、梅﨑秀、谷昂登、クラリネット田中香織など多くのソリストと共演している。フジコ・ヘミング(pf)とは、兵庫・広島・北九州・福岡・佐賀・熊本・鹿児島などで共演を重ね、ヘミング氏から厚い信頼を得て、今後も各地での共演が予定されている。オペラにおいては「ランメルモールのルチア」「ラ・ボエーム」に続き、「カヴァレリア・ルスティカーナ」の管弦楽を務めた。キッズやファミリー対象、映画音楽、声楽・合唱との共演等、内容は多岐にわたり、意欲的に活動している。
■ お問い合わせ
黒崎ひびしんホール
〒806-0034 福岡県北九州市八幡西区岸の浦2丁目1-1 TEL:093-621-4566 FAX:093-621-4522